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良好な人間関係を築くための心理術

 

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新しい職場や教室 で楽しい生活を営むには人間関係が大切です。

今回は親密度をあげたり、人間関係をより良いものにするための心理効果をいくつかご紹介します。気になるあの子に振り向いてもらうためにも使えるテクニックです。

 なぜ見て見ぬふりが起こるのかを実験の結果とともに解説しています。

とても興味深い実験です。是非ご覧ください。

 

 

 

 

 

単純接触効果

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好感度をあげたい方におすすめのとてもシンプルな方法です。

何をすればいいのかというと、

できるたけ相手の視界に入ることです。

最初はあまり仲が良くなかった人も会ううちに親密になったことはありませんか?

これが単純接触効果です。 

 

心理学者ロバート・ザイアンスが行った実験があるのでご紹介します。

まず複数の見知らぬ人の画像を被験者たちに見せて好みを判断してもらいました。

その結果、表示回数が多い画像の人ほど好みであるという判断が下されるという割合が高かったのです。

ではなぜ、このようなことが起きるのか?

それは繰り返し接触することで「それをあって当たり前のものだ」と私たちが錯覚するようになるからだと考えられています。

 

 

 

ハロー効果

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美人の女性やハンサムな男性は第一印象で好意を持たれやすい

というのは誰もが知っていることでしょう。

 

私たちはよく知らない相手に対して部分的な情報が与えられると、その情報を手掛かりに全体的な印象を形成しようとします。

これを印象形成と言います。

このとき与えられた情報のうち印象に大きな影響を与えるものと、与えないものがあります。印象に最も大きな影響を与えるものの一つが外見というわけです。

そして、初対面の相手に対しては外見が良ければ性格も良いと言ってステレオタイプ的(決め付け的)な認知が生じやすくなります

これをハロー効果と言います。

 

ちなみに『一目惚れ』はハロー効果が深く関係しているといえます。

一目惚れは一切相手の性格や親切さを知らないという状態で好きになることで、外見で判断し、性格も良いと勝手に決め付けているのです。

 

これじゃあ美女とハンサムしか意味ない効果じゃないか!

と思った方もいると思います。

ですが、似たような効果があります。

初頭効果」 

こちらは恋愛系ではなく、第一印象が今後の関係に大きく関係してくると言った効果です。もっと知りたいという方は検索してみてください。 

 

 

 

吊り橋効果

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色の心理学の記事でもご紹介していますが、 吊り橋効果とは好意を持っている人と一緒に高所にかかっている吊り橋やお化け屋敷などの(ドキドキする場所)に行くと、恋に発展しやすくなるというものです。

高所の吊り橋を渡る際に増大する心拍数を愛情によって生じたものであると錯覚してしまうというわけです。

もっと簡単にいうと、恐怖のドキドキを恋のドキドキと勘違いしてしまうことです。

色の心理学ではモテる色をご紹介していますが、その色も心拍数を上げることが目的です。

 

 

 

割り勘にするとみんなが損する

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友人や学校のクラスメート、職場の仲間と食事に行ったときのことを思い出してみてください。

大勢で食事に行く場合、全員分の飲食代を割り勘ですませることがあるのではないでしょうか。

あらかじめ、「今日は割り勘ですよ」と知らされてい ると、ついこんなことを考えてしまいませんか? 「どうせ今日は割り勘なのだから、いつもはたのむのを躊躇してしまう高額のメニューを選んでしまおう。 自分一人が高額のメニューをたのんだところで, 結局みんな で分担して払うのだからひとりひとりの負担は小さいだろう

あるいは

割り勘なのに、自分だけが安いメニューをたのんでしまっては損をした気分だ。できるだけ高額のメニューを選ぼう」と。

実は、この心理は割り勘にひそむ落とし穴なのです。 おそらく食事に行った全員が、あなたと同じことを考えるでしょう。

その結果、みんなが高額のメニューをたのみ、全員分の飲食代は大きくふくれ上がってしまいます。

 

その高い飲食代を割り勘にしたところで、ー 人あたりが支払う金額はやはり高くなります。

ひとりひとりが自分の利益を考えてとった行動が、 結局自分たちを損させているのです。

 

これを「割り勘のジレンマ」といいます。

ジレンマについてはパラドックスの記事があるので興味のある方はご覧ください。 

 

 

 

見て見ぬふりが起こる理由

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人ごみの中で、泣いている迷子がいるのについ声をかけずに通りすぎてしまったという経験はないでしょうか。 これは、「傍観者効果」とよばれる心理です。

傍観者効果は、社会的手抜きのように「まわりにも 人がいるから自分一人くらい助けなくても何とかなる だろう」 という気持ちからおきます。

また、手助けをしないまわりの人の行動が、その場では適切なもののようだと受け入れてしまうことも原因の一つです。

 

さらに、困っている人を助けることで、まわりの人から加害者なのかとみられてしまうのをおそれ る気持ちもあるようです。

 

傍観者効果については1968 年アメリカの心理学者ジョーン・ダーリービブ・ラタネが実験を行ってい ます。

それは1部屋に被験者の学生が一人で入り、マイクつきのヘッドフォンを使って、別室に一人ずついる学生たち(仕掛け人)と大学生活について話し合います。

すると、仕掛け人の一人が話をしている最中に発作をおこすという設定です。

実験監督者はこの話し合いを傍聴していません。

さらに発作をおこした仕掛け人が話をしているとき、被験者を含むほかの学生たちの声はたがいに届 かない設定になっています。

このときの被験者の行動をみてみると実験に参加していたのが発作をおこす仕掛け人と被験者だけだった場合85 %の被験者が、 発作が終了するまでに実験監督者のところに走り、事態を報告しました。

ところが、被験者と発作をおこす仕掛け人のほかにもう一人実験参加者がいた場合、この数は62%4人の実験参加者が話し合いに参加していた場合は31% にまで減ったのです。

また、行動をおこす時間も、実験参加者の人数が多くなるにつれ遅くなりました。

責任の分散ともいいます。

 

 

 

記事を読んでいただきありがとうございました。

今回は心理学を使った好感度のあげ方や 社会心理学についてご紹介しましたが、役に立ちそうなものはありましたか?困っている方には単純接触効果を強くおすすめします。

この記事やブログを多くの方に知ってもらいたいのでご友人などに共有していただけると嬉しいです。

これからも心理学についての記事を投稿する予定です。

楽しみにしておいてください。