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哲学とは 究極の思考実験をご紹介!

答えのない学問、難解すぎる問題…

哲学についていくつかの思考実験とともにご紹介します。

難解な問題といえばパラドックスの記事もあります。

是非こちらもみてください!

 

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まず哲学とは『人生・世界、事物の根源のあり方・原理を、理性によって求めようとする学問。また、経験からつくりあげた人生観』なのだそう。

 

哲学に関する思考実験をいくつかご紹介します。

 

思考実験とは、頭の中で想像するだけの実験。科学の基礎原理に反しない限りで、極度に単純・理想化された前提(摩擦のない運動など)により遂行される。 

 

ロッコ問題

 

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あなたは線路の分岐路の近くにいます。線路を走るトロッコは制御不可能で、止まることができません。このままだと5人の作業者がトロッコに轢かれて死んでしまいます。あなたは分岐路でトロッコの進行方向を変えることができます。その場合1人の作業者が死にます。

あなたはどうするべきでしょうか?

というもの。

 

「ある人を助けるために他の人を犠牲にするのは許されるか?」という倫理学の思考実験。フィリッパ・フットが提起した。明確な正解はなく、答えに行き着いた考え方を考察する問題。

 

進行方向を変える側の考えでは、助かる人数は多い方がいいですが、1人で作業をしていた人間は分岐路を操作したせいで死ぬことになる。操作しなければ死ななかった。

これは反対のことも言える。

操作しなければ5人が死んでいたのだと…

では、あなたが分岐路にいなかったとするとどうなるだろう。トロッコはそのまま進み、5人が死んでしまう。

この場合誰も悪くはない

つまり、操作すると自分が1人を殺したことになる。

義務感に基づいた行動をするのなら分岐路を操作すべきではない。操作をすれば殺人になるのだから。

功利主義に基づくと、人数が多い方がいいという考え方なので分岐路を操作するのが正解だ。

 

 

ジレンマに答えはない。

明確な答えを出す必要はないのです。

 

 

 

マリーの部屋

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「マリーの部屋」は、フランク・ジャクソンによって行われた思考実験です。マリーという女性は白黒の部屋で生まれ、白黒のテレビのみをみて育ちました。マリーは生まれてから1度も色を見たことがありません。マリーは白黒の本を読んで勉強し、視覚の神経生理学についての専門的な知識を持っています。例えば、赤いトマトを見たとき、色に関する情報がどのように神経を伝わり、脳に伝達され、目で赤い色を視認できるかのプロセスについて熟知しています。

では、マリーが白黒の部屋から飛び出し、外の世界で初めて色を視認するとどうなってしまうのでしょうか?

マリーは視覚の経験からさらに何かを学べるのか?という思考実験が、マリーの部屋です。

 

 

 

囚人のジレンマ

 

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囚人のジレンマ」とは、ゲーム理論における重要な概念の1つで、ある状況下に置かれた2人の囚人が沈黙を守り続けるか、罪を認めてしまうかという問題です。ただし、囚人は共犯者がなんと答えているかわからないという状況にあります。

囚人のジレンマを簡潔に説明すると、2人の銀行強盗が逮捕され別々の取り調べ室に連れて行かれます。取調室で警察は2人に「罪を認めるか、黙ったままいるのか選ぶことができる。もしお前が罪を認めて、共犯者が認めなければ、お前の懲役を共犯者にかぶせてやる。つまり、お前は釈放だ。2人とも罪を認めなければ本来の懲役より短くしてやる。もし2人とも罪を認めれば、本来の懲役そのままになる」と提案します。

囚人にとって最善の選択は、お互い罪を認めずに、短い懲役を受け入れることに見えますが、自分の利益のみを追求する限り互いに裏切りあう、という結末が発生します。これがジレンマと呼ばれるゆえんです。囚人のジレンマは、不十分な情報しか与えられず、自身およびもう一方の人物の意志決定が結果を大きく左右してしまう場合において、人間は自分の利益を優先してしまい、結果的に最善の選択をできない、ということを教えてくれるとのことです。

 

 

 

中国語の部屋

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哲学者ジョン・サールが発表した『中国語の部屋』という思考実験は、まず1人の英語しか理解できないイギリス人を小部屋に閉じ込めます。部屋のドアからは1枚の中国語が印刷された紙が渡されます。イギリス人は、部屋の中に唯一置いてある、中国語に関するマニュアル本を見て、返事を書くというもの。

しかしながら、そのマニュアルにはこの文字が書かれていたら、このような文字を書いてわたせ、などど書かれているのみ。イギリス人はマニュアル本を見て、外の人間と意思疎通していきます。外の人間は、部屋の中にいる人が中国語を理解している人であると思い込みますが、実際には中国語を理解できないイギリス人が、マニュアル通りの作業を繰り返しているだけです。

この概念は、イギリス人をCPU、部屋をコンピューターとするアナロジーになっています。プログラムは言語を識別できるかもしれないが、意味まで理解していないという、ある意味人工知能に対する無敵の理論であり、機能主義は間違っていると主張する概念であったとのことです。

 

人工知能は『こういわれたらこう返せ』という仕組みなので、意味は理解していないのです。

 

 

 

 

どうでしたか?

考えれば考えるほど、訳が分からなくなってしまいますね。答えがないものといえば、『仕事と家族どっちが大切?』という問題です。どちらが大切なのでしょう?

大切なのは相手の状況をよく理解し、

感謝をすることだと思います。

 

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記事を読んでいただきありがとうございます。

哲学の思考実験をいくつかご紹介しましたが、理解できましたか?わかりにくいという人はYouTubeなどで検索するとたくさん出てくるので是非調べてみてください。

僕と哲学の出会いは学校で現代社会の先生がロッコ問題を教えてくれたことです。深い時間考え込みましたが、答えはやはり無いようです…

奥が深く面白い学問ですね!