株とは? 儲かる仕組みやリスク わかりやすく解説
株とは
もしも何か事業を始めたいときにお金が足りなかったらどうしますか?
アルバイトをすると思った方も多いと思います。
ですが、これだと時間がかかってしまいますよね。そこで多くの投資家から資金を集めよう!という方法があります。この方法が株(株式)です。
株式という証明書を株主(資金提供者)に渡すことによってお金を出してもらっています。そして株主は会社経営のオーナーの1人になります。
株の買い方
株を買う為には証券会社に口座を開設する必要があり、証券会社を通じて上場株式を取引することができます。株には『上場株式』と『非公開株式』の2種類があります。
上場株式は、手続きを得て証券取引で自由に売買できるようになった株のことです。
未公開株式は、証券取引所で取引ができず、個人と企業が直接取引する株のことです。
証券会社にも『ネット証券会社』と『対面型の証券会社』の2種類があります。
ネット証券会社は、手数料が安く、ネットを使って簡単に取引ができます。
対面型の証券会社は、対面もしくは電話で相談しながら取引できます。ですが、取引手数料はネット取引に比べて高く、取引時間も限られるデメリットもあります。
株で儲かる仕組み
株主は株を保有した分だけ企業のオーナーとして権利を持つことができます。
株主になれば経営方針についても株主総会という場で口を出すことができます。株の保有数が多ければ多いほど決議権も大きくなります。
さらに株の値段は変動します。株式を購入し、しばらく待って値段が高くなったときに売るとその差額分の金額は儲けとなります。
例えば、1万円で購入し、3ヶ月待ってから売ると10万円になることもあります。
なぜ株の値段が変動するのかというと、株の値段はオークションと同じようなもので、買い手が多いと株価は値上がりし、逆に売り手が多いと株価は下がります。
株価が動く要因
株価が上がるとき
・外部環境の好転
・倍配
・明るい決算内容
・新商品などのニュース
株価が下がるとき
・外部環境の悪化
・減配
・悪い決算内容
・不祥事のニュース
為替や経済指標で値動きすることもあります。
配当金
さらに株主になると配当金という形で会社の利益をもらう権利が発生します。これは企業によって異なるが、年に2回支払う企業が多いです。持っている株数が多ければ多いほどたくさん配当金が貰えます。
例えば、1株50円の配当金があった場合、1000株持っていたら5万円もらえます。※税金は無視
株主優待
企業によって異なりますが、年に1〜2回株主に自社製品や商品券、食べ物などをプレゼントしてくれるところもあります。
例えば、オリエンタルランドという会社は東京ディズニーランドを運営しているので、優待でパスポートを受け取ることもできます。
ちなみに「月曜から夜ふかし」という番組で桐谷さんを知っている方もいると思います。彼には株主優待を使う為にかなり急いでいるイメージがありますよね。
Wikipediaにも載っているので、もし良ければこちらからご覧になってください。
株のリスク
先ほどは株で儲かる仕組みをご紹介しましたが、もちろんリスクもあります。
株価が下がったら売るときに損をすることになりますし、株を買っていた会社が倒産したら株に価値がなくなってしまいます。
ですが、「株主有限責任の原理」というものがあるので、株の購入額以上にマイナスが発生することはありません。出資額以上に責任を取らされるリスキーな投資に誰も投資してくれませんよね。そのときに考えられたのがこの原則なのです。全財産を失うリスクはないので株を買うハードルが下がります。
記事を読んでいただきありがとうございます。
株についてご紹介しましたが、ご理解いただけたでしょうか?株を初めてみたいと思った方には株のいいところや悪いところを正しく認識した上で始めることをおすすめします。株にはリスクもあるので慎重に考察しましょう。
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