宝くじの仕組みや確率 当選で不幸になる理由
宝くじとは?
ご存じかとは思いますが、簡単にいうとくじを買い、運が良ければお金が当たるというものです。そして、地方財政資金の調達に資することを目的とする為に運営されています。正式名称は当せん金付証票といいます。
日本では江戸時代に神社や寺の修復費用を集めるなどの目的で富籤(とみくじ)が発行されていた。
宝くじの発売元は都道府県などの地方自治体で、一般の個人や会社などが発売することは、刑法第187条で禁止されています。
一攫千金も狙える宝くじの確率や当選した後に気をつけることをご説明します。
仕組み
宝くじってどのような仕組みなのかご存知ですか?
私たちが購入した宝くじの50~55%は運営元の売り上げになります。そして残りの45〜50%は宝くじの賞金として利用されます。この賞金を購入者に分配しているのです。
お分かりいただけましたか?
この仕組みでは地方自治体は損をすることはないのです。
これなら刑法で禁止される理由もわかりますね。
宝くじの収益金の使い道
こちらのグラフを見ると社会のために使われていることが分かりますね。
具体的には、
・高齢化少子化対策
・防災対策
・公園整備
・教育及び社会福祉施設の建設改修
などに使われています。
つまり宝くじの収益金はなくてはならないのです。
宝くじに当選する確率
ジャンボ宝くじ(1口300円) 最高 2億円 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
還元率 約47.3% (H17年末ジャンボ) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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一等の 当選確率は1千万分の1ですね。
ちなみに
人が一生の間に局地的な隕石、小惑星、彗星の衝突で死亡する確率:160万分の1
自動車事故に遭う確率:90分の1
サメに襲われる確率:800万分の1
となっています。
つまり、宝くじに当たるより隕石、小惑星、彗星に当たる方が高確率なのです。
当選すると不幸になる理由
この見出しに疑問を持った方は多いのではないでしょうか?
普通、巨額の富を手に入れたならば人生を遊びまくって過ごせますよね。ですが、使い方によって当選前よりも不幸になってしまうことがあります。
ではその理由とは何だと思いますか?
宝くじに当選するとどういった使い方をしますか?高級車や豪邸、高級時計、マンションを買うなどと豪遊してしまうかもしれません。
そして気づいた頃にはお金がなくなっているということも…
さらに、お金がなくなった後もその生活基準を変えることは難しく、豪遊時のようにお金を使おうとします。ここから借金が始まってしまいます。
では豪遊しなきゃいいの?と思いますよね。実は他にも不幸になる理由があります。他の理由を次の「宝くじで気をつけること」でご紹介します。
宝くじで気をつけること
【その日】から読む本
実は1000万円以上の高額当選者は『【その日】から読む本 突然の幸福に戸惑わないために』という冊子を無料で配布されます。この本に書かれていることを高額当選者は気をつけなければならないわけですが、その内容をにはどのようなことが記載されていると思いますか?
ちなみにこの本はネットオークションで数万円で取引されていました。
記載されている内容は「今すぐやっておきたいこと」「落ち着いてから考えること」「当面の使いみちが決まったら考えること」の3部構成となっており、時系列的に具体的なアドバイスが書かれています。
豪遊と同じくらい句をつけるべきことが、誰にも言わないことです。人に当選したと伝えると必ず噂が広がります。例え親友であっても言わない方がいいのです。本当に信頼できる人のみに当選の事実を伝えましょう。
税金
宝くじが当たった時に税金を払わなければならないのか?と疑問に思いますが、宝くじの当選金は非課税です。これは当せん金付証票法という法律で、課税の対象とはなり得ない、非課税所得の分類に定められているからです。
なので宝くじの当選金での税金は気にせずに大丈夫です。
記事を読んでいただきありがとうございます。
宝くじで一等が当選する確率はとても低いですが、その当たるか当たらないかの緊張感を楽しむことにも価値はあると思います。宝くじの収益は社会の役に立っているのでこれからも買ってくれる人がいると嬉しいですよね。
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