人工知能 本当に理解できていますか?
人工知能(AI)についてご紹介します。
最近広告などで『AIを活用した〇〇…』というフレーズを聞いたことがありませんか?
サービスを受ける側(消費者)としては、
「AIが使われているのか!なら購入しようかな」と思ってしまう方がいると思います。
AIという言葉は消費者に信頼感を持たせるのかもしれません。
実際に人工知能とは何か、どのような仕組みなのかを理解することで、これからの人工知能社会で正しい選択をしていくことができると思います。
まず人工知能とは何かを簡単にご説明します。
おそらく大体理解しているという方が多いと思いますが、今回は深いところまでご説明しますので、もう一度確認のつもりで読んでください。
AIとは『artificial intelligence』の略です。
artificial →「人工的な・人造の」
Intelligence →「知能・理解力・思考力・知性」
実は、AI(人工知能)の定義は専門家の中でもまだ定まっていません。
ですが、人工知能とは人間ができることを機械できるようにする技術のことと一般的には考えられています。
具体的には、AI(人工知能)は様々な過去のデータから未来を予測したり、画像を認識したりすることができます。
僕は学校では班に分かれて好きな分野を探求するというものがあり、そこで人工知能を調べました。調べる前から人工知能を勉強していたので自分の知識から出すだけだったので簡単でした。
そこで、この記事ではその探究で調べた内容の一部をご紹介します。
いつか実践的な人工知能の作り方の記事を投稿しますのでお楽しみに!
予測AIを作りたいと思っています。
<メリット>
- 効率化、生産性の向上
- 人権費削減
- 労働力不足の解消
- 大量データの解析
- クリエイティブワークへの集中
などが可能になります。
とても良いことだと思います。
ですが、メリットの裏にはデメリットがあります。
<デメリット>
- AIにより仕事がなくなる
- AIが暴走する可能性がある
他にも様々な問題があります。
ご紹介しましょう。
AIの倫理的問題
今は到底無理だといわれていますが、もし仮にAIが感情をも持つようになったら何が起きると思いますか?
いま考えられているのはAIの人権問題です。
AIが理性と感性をもったら、人権を与えるべきでしょうか?
AIの過失責任
AIの法的処理、特に過失責任に関してです。
AIは、一つの手法であるディープラーニングという自己学習によってその知能を発展させていくものがあります。
もしなんらかのアクシデントや故障によってAIによる人身事故が起きたら
責任の所在はどうなるのでしょうか?
責任を負うのは開発した企業自体がか、あるいはその所有者か、
故意でない場合には法的判断が極めて難しいといわれています。
このようにAIが進化するとともに様々な問題が生じてきますね。
これらに対処できるように私たちは準備しておく必要があります。
AIが人間の知能を超える
シンギュラリティ(技術的特異点)とは、 人工知能(AI)が発達し、人間の知性を超えることによって、人間の生活に大きな変化が起こるという概念を指します。このシンギュラリティという概念は、人工知能の権威であるレイ・カーツワイル博士により提唱されました。
あなたはシンギュラリティが来ると思いますか?
コンピュータはすでに人の計算速度を大きく上回っています。
これだけで考えると、コンピュータの方が上と思います。
僕の意見ですが、そのコンピュータを作ったのは人なのでまだ人の方が上でしょう。
では、人工知能が自分で自分を進化させることができるようになったら…?
すでにディープラーニング という自己学習があります。
(あとで解説します。)
もしかしたらシンギュラリティが訪れるのはそう遠くないのかもしれませんね。
学者の中には『人工知能はこれ以上進化させない方が賢明だ』と考えている方もいます。
有名な宇宙物理学者のスティーヴン・ホーキング博士もその中の一人です。
AIが意志を持つと人間と同様に自分のために動くものとなるでしょう。
シンギュラリティ後のAIに人は勝てません。
おそらく環境破壊などを行っている人類を… となりますね。
ですが、意志を持たせず仕事をさせている人はどうなのでしょうか?
AIも生き物として見ることはないのでしょうか?
ドラえもんを思い浮かべてください。
彼はとてもすごいAIで感情や意思もあります。
ではドラえもんに現代のように永遠とAIに仕事をさせた人のことをどう思うのでしょうか?強制労働だ!と思いませんか?
現代のAIには意思を持たせていないのでこのようには思わないのかもしれませんが
もしAIに意志を持たせるとストライキなどが起こりそうですね。
AIに意思を持たせることに反対ですか?
是非コメント欄で教えてください。
ではディープラーニングについてご説明します。
人工知能を作る手法はたくさんありますが、
その中でも最新技術が「ディープラーニング 」です。
簡単にこの技術の特徴は、
「学習すればするほど賢くなる」「人間の脳を模擬している」
などが挙げられます。
学習すればするほど賢くなるは、例を挙げてご説明します。
時計を識別する人工知能があったとします。最初は時計と認識することはできませんが、時計の画像を学習することによってだんだん「これは時計だ」と理解していきます。
もっと簡単に説明すると、AIを子どもと考えてください。
子供は最初時計がどれかわかりません。ですが、時計を見れば見るほど時計を識別することができるようになります。学習によって進化していくのです。
たくさん学習した人工知能に人は勝てません。
人間の脳を模擬しているとは人のニューロン(神経細胞)の仕組みを模擬しています。
それぞれがたくさんのニューロンとつながっており信号を与え合っています。
上にある画像はニューロンの構造を表しています。
この仕組みにより人は物事を認識したりすることが可能となります。
この認識する仕組みを人工知能に応用したのです。
この方法でたくさん学習した人工知能は人類をも超越する。
記事を読んでいただきありがとうございました。
人工知能の「メリット・デメリット」「仕組み」などをご紹介しましたが、人工知能はこれ以上進化させないほうがいいのかもしれません。
ですが、僕は人工知能を進化させようと思っています。
皆さんの意見を是非聞かせてください。