猫と暮らすとどうなる? 生涯かかる費用
この記事は猫について。
猫と暮らすことによる効果や、生涯かかる費用などをご紹介しています。
猫の画像がたくさんあるのでぜひ見ていってください
猫と暮らすと幸せになる
猫との暮らしで得られる3つの「ねこホルモン」、あなたを癒す3つの脳内物質とは
難しい物質名ですが、疲れを癒す効果は実際に猫とふれあうことで実証されます。
ペット保険の会社である「アニコム損害保険」が4,036人にアンケートした結果によれば、「猫と暮らし始めて幸福度は高まったか」という質問に、「とても高まった」と答えた人が74.6%、「高まった」が25.1%、「下がった」が0.3%、「とても下がった」が0%と回答しているのです。
つまり4,000人を超える人の99.7%が、ネコを飼い始めて幸福度が上がったと回答しているのです。この数値は尋常ではありません。4,036人の回答者で、幸福度が下がったと答えた人は、計算上12人しかいなかったのですから。これだけの確率なら、「ネコを飼えばほぼ幸福になる」と断言してもいいでしょう。
猫との暮らしは幸福度が高まります。
ですが、お世話などが大変と思いますよね。
猫を飼うために必要な費用を掲載します。
猫を飼うために必要な費用
猫の「餌代」は年間1~3万円未満が36.6%
猫の好みや月齢、体調に合わせて飼い主さんがそれぞれ選んでいます。最近は厳選された食材を使った「プレミアムフード」なども市販されています。
一番多いのは「1~3万円未満」で36.6%。次いで「3~6万円未満」が21.7%、「6~10万円未満」20.6%と続きます。中には、50万円以上の方が0.6%!人間以上に高価な食事をもらっている猫もいるようですね。
猫の「医療費」は年間1~3万円未満が28.0%
持病やケガ、皮膚疾患など、人間同様に猫も様々な病気にかかります。最も多い1~3万円未満が28.0%。次いで3~6万円が16.0%です。
治療内容によっては高額になることもあるので、ペット保険に加入するなどの備えが必要ですね。
特に病気もなく健康に過ごしていても、年に1回のワクチン接種が推奨されています。ワクチンの種類にもよりますが、一般的に3,000~7,500円程度かかります。
その他の費用は年間1~3万円未満が44.0%
その他の費用に含まれるものとしては、トイレ用のシートや砂などの消耗品、おもちゃなどの嗜好品、トリミングやブラシなどのケア用品などが挙げられます。
平均寿命は16.4歳。生涯にかかる費用は?
上記データの最も割合が高い金額帯で、
(年間の費用)×(猫の平均寿命)
を計算してみると、
【餌代】
年間の費用(1万円~3万円)×平均寿命(16.4歳)
=16.4万円~49.2万円
【医療費】
年間の費用(1万円~3万円)×平均寿命(16.4歳)
=16.4万円~49.2万円
【その他】
年間の費用(1万円~3万円)×平均寿命(16.4歳)
=16.4万円~49.2万円
これらを合計すると、
生涯にかかる費用は49.2万円~147.6万円となります。
この金額はあくまでも平均で、急なケガや病気で高額な医療費がかかることもありますし、高齢になると定期的な投薬や通院が必要になったり、食事を療法食に変更しなければならない可能性もあります。
真・猫の十戒
ネコはイタズラな3歳児
猫の知能は人間に換算すると大まかに2~3歳と言われています。この数字にあまり根拠なく、おそらく人の成長に伴う思考の発達段階を分類した「ピアジュの発達段階」を参考にしているのではないかと思われます。
ピアジュの発達段階では0~2歳は感覚-運動期と分類されます。生まれたばかりの子供は目の前にある物をスライドで隠したとき、その物が世の中から存在しなくなったように振る舞います。成長するにつれて、物と動作の関係を理解すると、スライドの背後に物が存在する事を理解します。実験により、猫もこの「物の永続性」は理解できていることがわかっています。
しかし、もう1段進んだ認知テストでは、ある物を容器に入れ、一度その容器を隠し、次にその容器が現れた時に、ある物がその中に入っていると予想するというものでした。これは2歳の子はほとんどができることです。しかし、猫はある物を大好きなごちそうに代えてもこのテストをクリアできませんでした。
猫の知能
猫の知性に関する研究は驚くほど進んでいない
動物知性の分野では犬に比べて、猫の知的能力に関する研究はほとんど行われていません。これは単純に猫よりも犬の方が訓練を行いやすく、また猫の行動は人間からすると合理的でないことが多すぎるからです。
猫は認知する能力が低い
ある研究ではロープにごちそうを結びつけ、取っ手を引っ張ると箱から出せる装置を使って猫を訓練しました。多くの猫はやすやすとごちそうを手にしましたが、ロープの数を増やすと問題が起こりました。
最初の取っ手のみにご馳走が繋がっている事を覚えさせようとしましたが、猫はどちらのロープも引っ張り続けました。猫はロープを引けばごちそうが手に入ることはわかっても、最初のロープだけにごちそうがあると推測することはできませんでした。同様の問題を犬はクリアしました。
記事を読んでいただきありがとうござます。
猫の知能は人間でいう3歳なので、イタズラをしてしまうことがあると思いますが、幸福度があがった人は99.7%だという結果があり、それだけ猫には癒されるということですね。
もし『 猫を飼おうかな 』と思ったら、まずネットで猫についてよく調べてください。軽い気持ちでペットを飼ってはいけません。別れの時まで責任を持ってお世話しなければいけません。生涯猫を飼うためにかかる費用をご紹介しましたが、かなり高額だと思います。
ですがなんといっても
猫は可愛いです!
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